石丸電気つくば店

とうとう明日で閉店。寂しい限り。
つくば電気街もコジマ電器を残すのみに。
新井一帯はかつては第一家電、コジマ、遅れて石丸電気、カスミ系のパソコンショップ、インティオ系のパソコンショップ?、少し離れればカスミ家電、ダイエー・西武でも家電を扱ってた。
振り返ると、20年前位からWindows95ブームの頃が一つのピークで、第一家電がパソコンの流れに乗れずに撤退し、カスミ系のパソコンショップがやはり収益性悪さから撤退し、西武もカスミ家電も選択と集中で電化製品から手を引き、空いた穴を石丸電気が何とか埋めていた感じ。
しかし、だんだんと中心地区が活気を失い、ある意味成熟期を迎え、それと共に商業の郊外化が進展し、ヤマダ電機ケーズデンキなどの平屋大型店で主要道路に面したタイプの店に客足が流れることに。結果ダイエーの閉店、ブックランドカスミの撤退など中心地区の商業集積自体が厳しく。
ついに一体を商業地域たらしめていた石丸電気が閉店になることで、あの地域の利用方法にも転機が訪れるのではないか。クレオを中心とした住宅街構成とか。現状空き店舗が埋まっていない状況からすると、住宅街として開発するしかないのでは。
家電はどこで買っても良いかもしれないけど、CDとかはこれから新譜以外は見て買うことの出来る場所が無くなるのは文化的にはどうなんだろう。
天久保の古書街が無くなった時点で、筑波大を中心としたつくばの文化水準の低下を感じさせたが。また寂しくなる。