水戸対草津(ひたちなか市運動公園陸上競技場)

2対1で勝利。ここの勝敗によっては大きく順位を下げる可能性があったが、しっかり勝ち点3を獲得。
雨は、予報よりも早く降ってしまい、試合時点では小雨といえるくらいの雨量。その分ピッチコンディションはひどく、サイドライン付近に水溜まりができてしまっていたほか、サイドに近い部分ほど水が溜まってしまっており、ボールがどう転がるか読みにくい状態に。幸いなことにひたちなかにしては珍しく風の影響は無かった。
そんな中、立ち上がりからピッチ状態を早く掴んだのか、水戸がセカンドボールを拾う展開が続く。特にサイドでのボール展開で草津が再三まずさを見せ、パスが繋げない。水戸はある程度高崎・吉原に入れて前にどんどん運んでいく。先制シーンは高崎のポストプレーから頭で流した遠藤がヘッドでクリアしたボールを吉原が胸トラップで?ヘッドで高崎に流した浮き球を、高崎が胸でワントラップし狙い澄ましてボレーシュート。ボールはGKの頭を越えて落ち、ネットを揺らす見事なゴール。
さらに前半の内にゴール前の混戦から吉原が押し込み2点のリードを奪う。
しかし徐々に草津もボールを回せるようになり、前半の終了間際に1点を返される。
後半は、両チームとも攻守が入れ替わる展開。水戸は大将から菊岡、吉原から小澤、最後高崎から山本と交替枠を使う。菊岡はこのピッチコンディションでもしっかりとタメがつくれ、きわどいパス・シュートを蹴れる。ややFKは精度を欠いたがやはり重要な鍵を握る選手。
草津はFKのチャンスでは水戸のゴールに向かう良いボールを蹴って再三本間の好守で何とか防ぐシーンがあり、ヒヤヒヤし通し。それでも残り10分程度は、相手陣での時間稼ぎも含め、しっかり勝ちきった。扇谷さんの警告はやはり予想通りだっただけに、もう少し気を付けては欲しかったが。
今日も最終ラインは皆がんばった。和裕・大和田のCBはしっかりセーフティな守備を心がけていたし、森は正確なフィードが起点になっていた。保崎は前に出るシーンでも和裕と上手く守備面でカバーし合っていた。ここが頑張れているので攻撃面が効いてくる。
これで徳島に食い下がることができた。次節岡山でしっかり勝ち点を取ってホームでの連勝に繋げたい。運動量の多いサッカーなだけに、ターンオーバーというか、選手のコンディション調整にも注目したい。