G大阪対水戸(万博記念公園陸上競技場)

伊丹には予定よりやや早く到着。出るとすぐに551のお店があったので思わず肉まん2個と焼売6個を購入してしまう(710円)。大阪モノレールは羽田と比べると遅すぎる。もうちょっとは飛ばせる気がするがそこまで需要が無いのか。あまり空港からモノレールに向かう人が多くないし案内もちょっとわかりにくい。
万博公園駅の乗換は中々便利。もっとタイトに接続してくれたら言うこと無し。
公園東口にさしかかるとスタジアムが目に入る。これがガンバのホームスタジアムかと思うとやはり専用スタジアムは必要だなあと。特にチャンピオンチームとしては。公園内の土地は十分な気がするが(駐車場なんか都市公園には不要でしょう)。
試合はいつもの水戸らしく厳しいチェイシングでガンバに十分なポゼッションをさせない。裏に出されるパスは怖いが、パス回し自体はうまいと感じるが十分対応できている。西岡のボランチが案外機能していて再三パスカットを見せる(一度のパスミスから失点はしてしまったが)。ガンバはスピードアップする瞬間が無いのと、平井が効かなかったこともあり正直水戸ペース。初シュートも決定機も水戸がつくる。
後半ガンバに先制を許すものの、小澤の1対1からの見事なゴールや混戦からの隆行のゴールで食らいつく。小池や島田が決定機を迎えるもポストを叩くなど勝ち越せない。本間も素晴らしいセービングを見せる(失点シーン以外で決定的なシュートは1本だけだったような。ミドルレンジからのシュートはそもそも少なかったし、精度も低かった)。ロスタイムに西岡に替えて代。縦横無尽に動いたしボールも良く動かした。サイドバックよりボランチの方がより活きる(サイドでのプレーが活きているのかキープ力が増したと思う)。
ここから延長に。ガンバは後半に2枚交代枠を使っている。前半ついに水戸が小池のゴールで勝ち越しに成功。ガンバはなかなかそれでもスピードアップできない。延長後半ガンバも最後の交代枠を使い、水戸も島田を下げ久々の保崎投入。水戸の選手の疲労も大きいが、ガンバの中盤も足が止まってしまい、パスは回せても推進力がない。裏への蹴り込みが中心に、水戸もカウンターで対抗。あわや止めの得点という場面も作る。そして前半1分、そして後半2分のロスタイムを耐え抜き試合終了。とうとうJ1相手に公式戦初の勝利をあげた。
ここ最近の試合と特にやっていることは変わらないが、最後得点までの執念を見せて勝ちきることができた。いつも自分の気持ちでは、良い試合ができたことで満足しようとしてしまって、今日もガンバ相手にここまで出来れば勝敗は…と思うときがあったが、選手はしっかり勝ちきってくれた。
この勢いは、必ず次の栃木戦に繋げなくてはいけないし、さらには天皇杯4回戦のFC東京戦でリーグ戦の負けを取り返す必要がある。
とにかく天皇杯でのベストゲームを見れたことに感謝。