千葉対柏(千葉銀カップ・フクダ電子アリーナ)

前半柏先制後、アレックスのゴールで同点に。
後半は千葉が早くプレスからどんどん攻め、柏は奪った瞬間に少ない人数でカウンターと言う展開。千葉は何度もあった決定期を生かせず、柏も岡本の好守に決めきれずPK戦に。さすがカップ戦。PSMなんでこれで終わりかと思ったら勝負を付けるんですか。
PK戦はいきなり菅野がセーブし、危ない展開になるも柏アルセウが外し、フランサを岡本がストップし、最後巻がしっかり決めてカップウィナーに。
MIPに澤、MVPに岡本。
千葉はコンビネーションが成熟している印象。茶野がCBで入り、工藤と右SBの坂本のバランスもなかなか。後半入った倉田もトップ下でボールに良く触っていた。村井が左SHで入ってアレックスがSBになったときは守備的にどうかと思ったが、今日の柏相手には特に問題なし。巻は最後まで良く動いたが、トラップとシュートはいつもの巻。
柏は最終ラインの4枚は上がらない4CBでカウンター。フランサに入ると期待感があるが、後方で回しているときは全く期待感無し。ただ、DFの粘りと菅野の高いセーブ力で失点は許さない。J2では負けない戦いができる印象。ただどうやって点を取るのか。
千葉はこの運動量をリーグ戦の長丁場で維持できれば行けるかも?ただ、J2で実質2バック的なポゼッションサッカーが果たして通用するのか?ポゼッションしたとき、ハーフライン付近でCBと相手FWが2対2の形になるのはJリーグではほとんど見ない。リスクコントロールができるかどうか。とにかく面白いサッカーは見せてくれそう。