試合終了

1対1で引き分け。
終了間際、山本の決定的なヘディングがバーを超え、万事休す。
前節平塚で見せた気迫が感じられず、遠藤もU20代表をいつの間にか辞退していたようだが、あれだけ動けないならスペインに余暇を楽しみに行った方が良かっただろう。
相変わらず高崎頼みの放り込みの水戸と丹念に細かいパスでポゼッションをしてくる富山。トラップの質とチャレンジする回数の少なさ、決定力で水戸は助けられる。
2トップの崩しで得たPKを吉原がしっかり決め早々に先制し、行けそうな雰囲気になったものの、その後は両チームとも出足が悪く、動きのない展開のまま前半を終える。
後半、危ない場面の増えてきた水戸は、ゴール前で詰められ同点に。ギアチェンジして攻め込めるかということもなく、イーブンペースで富山も攻め続ける。
水戸は警告を貰っているテヨンから森村、動きの悪い遠藤から堀、後半はやや消えていた吉原から山本と交替枠を使い切る(山本はロスタイム投入!)が、最後のチャンスも決めきれず、全体としては何とか引き分けた試合になってしまった。
雨は、試合中盤に一瞬パラっとしただけで、蒸し暑さも次第に引き、ピッチコンディションも特に水が浮くこともなく、しっかり転がっていたが、それが裏目に出たか。
熊本戦は取りこぼせないのはもちろん、長居でも勝ち点3を取るしかない状況。もう背水の陣で望むしかない。