草津対水戸(正田醤油スタジアム)

2対2で引き分け。曇天で思っていたより寒い印象だが、太陽の光量はあり、前半までは早いシャッターが切れる。
敷島グルメはいつもの鳥飯とソースカツ丼ソースカツ丼はいったん売り切れていたのを再入荷分をゲット。多分行列の後方までの分は無かったような。柔らかい肉2切れと出汁メインのソースがご飯に滲みておいしい。個人的にはキャベツの千切りでも添えてあるとなお良いと思ったが、細かく刻んだ漬け物が代わりになっていた。
試合は水戸と草津がお互いに攻め合う展開。早い段階で保崎のサイドからクロスを上げられて先制される。水戸は浅い位置からのクロスには対応できるが、深い位置から上げられると弱い印象。同点の場面はは森村の見事なボレーで、ゴール裏から見ていてここは撃っていけと思った場面でしっかりミートし、枠を捉えた。
後半、水戸は遠藤に替え高崎を投入。高崎・荒田の2トップに。高崎のポストプレーが随所に見られる。そこからスルーパスの反応した高崎がGKとの1対1をきっちり流し込み勝ち越し。
しかしその後、裏への浮き球の処理で大和田が本間にヘッドで流そうとして空振り。まだ十分守る距離が残っていたように思える時間があったが、草津に同点に追いつかれる。その後やはり運動量が落ち、中盤でボールを奪えなくなった水戸が防戦に。吉原から大将への交替など手を打ったが最後まで盛り返せず。同点のまま試合終了。
水戸は押し込まれる場面でも決定期は作らせず、逆に前半は吉原のスピードを生かした攻撃や、荒田のキレのある動きで再三決定的な場面を迎えていたが、得点に結びつけることができなかった。
大和田は前節は良かったと思ったが、やはり軽率なプレーが目立つ。何だかんだでヘディング時のポジショニングや競り合いの強さ・巧さで全く和裕にかなわない。ヘディングの競り合いの強さは菊岡の方がやや上。身長が無駄になってる。課題はまずフィードに対する位置どりを早く。その上でしっかり競り合える体勢を作れば本来高さで負けるはずがない。練習しないと。
今日の戦い方は、吉原・荒田の組み合わせでは、二人をスペースに走らせ、特に吉原のスピードが生きた。ディフェンス面では、両サイドハーフが張り出してくる草津に対し、あまりサイドに引き出されないように距離をあけて内を絞り、サイドの深い位置まで来れば寄せてクロスを上げさせないようにする。そのため草津も比較的サイドでボールをキープするものの、サイドチェンジ等で揺さぶりをかけるところまではいけず。
高崎投入後は、そのポストを生かしたフィードを入れてくるが、そのキック精度が低く、無理な体勢になってしまう。これは開幕戦以来改善していない。高崎がやりやすいボールを入れて上げないと。
とにかくもったいない試合だった。